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徳島の会社が産業医を選ぶには? 健診の有所見率が全国より高い徳島で頼みたいことと、県内4地域の届け出先・無料の相談先

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徳島県内で、常時50人以上が働く事業場は、産業医を選ばなければなりません。徳島県は、定期健康診断で何らかの所見があった人の割合(有所見率)が全国より高い県です。令和7年は63.0%で、徳島労働局の表に残る平成25年からの13年間、毎年全国を上回っています。産業医の決まりそのものは全国で同じなので、ここでは短くふれるだけにします。そのかわりに、徳島の健康診断と労働災害の数字、県内4つの地域ごとの届け出先と無料の相談先など、徳島の会社が知っておくと役立つことを集めました。

この記事でわかること

  • 徳島県の健康診断の結果:13年続けて全国より高い有所見率と、とくに差が大きい項目・業種
  • 令和7年の徳島県の労働災害と、仕事が原因の病気(熱中症・腰痛など)
  • 県内4つの地域ごとの、届け出先の労働基準監督署と地域産業保健センター
  • 徳島産業保健総合支援センターの専門の相談日と、県内6病院の両立支援の相談窓口
  • 徳島の会社が、産業医を選ぶ前に確かめておきたいこと

01産業医の決まりは全国で同じ:要点は3つ

  • 産業医を置くのは、常時50人以上が働く事業場です。会社全体ではなく、本社・工場・店舗など、場所ごとに数えます。
  • 50人以上になった日から14日以内に選びます。
  • 選んだら、その事業場を受け持つ労働基準監督署へ「産業医選任報告」を出します。2025年1月からは原則、電子申請です。徳島県内のどの署に出すかは、この記事の4つの地域のカードで確かめられます。

50人の数え方や、選ばなかったときの罰則などは、次の記事でくわしく説明しています。

詳しくは産業医の選任義務とは? 人数ごとの早見表(50人・1,000人・3,001人)と、14日以内の期限・罰則

02徳島の健康診断:所見のある人の割合は13年続けて全国より高い

徳島労働局のまとめでは、令和7年に徳島県内で定期健康診断を受けた人のうち、何らかの所見(異常の所見)があった人は63.0%でした。全国(59.7%)より3.3ポイント高く、平成25年から令和7年までの13年間、毎年、全国を上回っています。この間に、徳島県の割合は57.2%から63.0%まで上がりました。

63.0%徳島県(令和7年)
何らかの所見があった人

59.7%全国(令和7年)

13年平成25年から毎年、
全国より高い

年徳島県全国差
平成25年57.2%53.0%4.2ポイント高い
平成28年57.3%54.1%3.2ポイント高い
令和元年59.5%57.0%2.5ポイント高い
令和4年60.0%58.2%1.8ポイント高い
令和7年63.0%59.7%3.3ポイント高い

3年ごとにぬき出しています。間の年も、すべて徳島県のほうが全国より高くなっています。

項目ごとに見ると:11項目すべてで全国より高い

令和7年の項目ごとの有所見率は、表にある11項目のすべてで、徳島県が全国を上回りました。差がとくに大きいのは、血中脂質(コレステロールや中性脂肪)、心電図、尿たんぱくです。尿たんぱくの有所見率は7.7%で、全国(3.5%)の2倍をこえています。

令和7年 項目ごとの有所見率:徳島県は全国より何ポイント高いか

血中脂質徳島 35.8%/全国 30.7%

+5.1ポイント

心電図徳島 16.1%/全国 11.3%

+4.8ポイント

尿検査(たんぱく)徳島 7.7%/全国 3.5%

+4.2ポイント

貧血徳島 12.0%/全国 9.2%

+2.8ポイント

血圧徳島 20.0%/全国 18.7%

+1.3ポイント

胸部X線徳島 5.9%/全国 4.8%

+1.1ポイント

肝機能徳島 16.9%/全国 16.0%

+0.9ポイント

血糖徳島 14.4%/全国 13.5%

+0.9ポイント

尿検査(糖)徳島 4.6%/全国 3.9%

+0.7ポイント

聴力(4000Hz)徳島 7.8%/全国 7.3%

+0.5ポイント

聴力(1000Hz)徳島 4.2%/全国 3.8%

+0.4ポイント

棒の長さは、全国との差(0〜6ポイント)を表しています。

業種ごとに見ると:運輸交通業は77.5%

徳島労働局は、県内の業種ごとの有所見率も出しています。令和7年は、トラックやバスなどの運輸交通業が77.5%で、10人のうち8人近くに何らかの所見がありました。商業も69.2%と、県全体(63.0%)より高くなっています。

業種何らかの所見全国(全業種)より高い項目の例
運輸交通業77.5%血中脂質 46.9%(全国 30.7%)、血圧 33.5%(全国 18.7%)
商業69.2%血圧 25.2%(全国 18.7%)、心電図 19.9%(全国 11.3%)
建設業62.7%血圧 25.0%(全国 18.7%)、聴力(4000Hz)14.5%(全国 7.3%)
製造業62.4%血中脂質 38.0%(全国 30.7%)、心電図 17.7%(全国 11.3%)

徳島労働局「安全衛生の概況2026」の「徳島県の職業性疾病等の状況」(定期健康診断結果報告にもとづく有所見率)から。もとになっているのは、常時50人以上の労働者を使う事業者が労働基準監督署に出した報告です。

徳島労働基準監督署の「自主点検表」も使えます

徳島労働基準監督署は、有所見率を下げるための資料「定期健康診断結果による有所見率の改善に向けた取り組み」(令和5年9月)を出しています。所見があった人について医師の意見を聴くこと(労働安全衛生法 第66条の4)や、その意見をふまえた仕事の見直し(第66条の5)、保健指導、長時間労働者の面接指導などを、「職場の健康づくり10ポイント」として「はい・いいえ」で点検できます。監督署に出す必要はなく、衛生委員会の議題に使うよう案内されています。

03徳島の労働災害:令和7年は860人、いちばん多いのは転倒

けがなどで4日以上休んだ人・亡くなった人

860人

令和7年。前年の823人より37人増えた

亡くなった人

10人

前年の9人より1人増えた

いちばん多いのは転倒

221人

全体の25.7%。次が墜落・転落(17.0%)

業種ごとの人数(令和7年・休業4日以上)

第三次産業社会福祉施設85・小売業84・医療保健業66など

447人

製造業食料品43・化学工業23・木材・木製品21など

158人

建設業

130人

運輸交通業

72人

林業

22人

そのほかの業種

31人

前の年とくらべると、建設業(18.2%増)と運輸交通業(18.0%増)、第三次産業(10.1%増)が増え、製造業は減りました(12.7%減)。第三次産業の中では、病院などの医療保健業が43人から66人に増えています。けがの種類では、転倒に続いて、墜落・転落と、重い物を持ったときやひねったときなどの「動作の反動・無理な動作」(14.4%)が多くなっています。

  • 転倒でけがをした221人のうち、50歳以上の人が168人(76.0%)です。
  • 令和7年に亡くなった10人は、全員が、働く人50人未満の事業場での災害でした。

徳島労働局「令和7年労働災害発生状況(確定値)」と「安全衛生の概況2026」から(休業4日以上。新型コロナウイルス感染症にかかったことによるもの〈31人〉を除きます)。

仕事が原因の病気:熱中症が104人

徳島労働局のまとめでは、令和7年に県内で労災保険の給付の対象になった、仕事が原因の病気(業務上疾病)は230人でした。そのうち熱中症が104人(45.2%)で、前の年の95人からさらに増えました。けがなどがもとになった病気(多くは腰痛)は74人(32.2%)です。

徳島労働局「安全衛生の概況2026」の「徳島県の職業性疾病等の状況」から(労災保険の給付の件数をもとにした数字)。

この数字から、産業医に頼みたいこと

徳島の数字から、確かめておきたいこと

健康診断のあと
有所見率が全国より高く、運輸交通業では8割近いので、結果を見て医師の意見(就業判定)を出し、受診や生活の見直しをすすめるところまで頼めるか。
転倒・腰痛の予防
転倒がいちばん多く、その4分の3が50歳以上の人です。介護・医療・店舗などの床や通路、持ち上げる作業の姿勢を、職場巡視で一緒に見てもらえるか。
熱中症
熱中症の労災が104人と多いので、夏の前に、暑い場所での作業のルールや、体調の悪い人に早く気づくしくみを相談できるか。

県の数字は、自社の健康診断の結果やけがの記録と並べて見ると、どこから手をつけるかが見えてきます。

04県内4つの地域:届け出先と地域の窓口は同じ分け方

産業医選任報告は、本社の所在地ではなく、その事業場を受け持つ労働基準監督署に出します。徳島県の労働基準監督署は4つです。50人未満の事業場が使う地域産業保健センターも4つあり、受け持つ市町村が監督署とまったく同じです。自社の事業場がどの地域に入るかがわかれば、届け出先と地域の窓口が一度にわかります。この記事では、監督署の名前で4つの地域をよびます。

徳島の地域

徳島市、小松島市、吉野川市、佐那河内村(名東郡)、石井町・神山町(名西郡)、勝浦町・上勝町(勝浦郡)

届け出先の労働基準監督署
徳島労働基準監督署徳島市万代町3-5 徳島第二地方合同庁舎088-638-2683(安全衛生課)
地域産業保健センター
徳島地域産業保健センター徳島市医師会2階(徳島市幸町3-77)

鳴門の地域

鳴門市、阿波市、松茂町・北島町・藍住町・板野町・上板町(板野郡)

届け出先の労働基準監督署
鳴門労働基準監督署鳴門市撫養町南浜字馬目木119-6088-686-5164
地域産業保健センター
鳴門地域産業保健センター鳴門市医師会内(鳴門市撫養町南浜字東浜435)

三好の地域

美馬市、三好市、つるぎ町(美馬郡)、東みよし町(三好郡)

届け出先の労働基準監督署
三好労働基準監督署三好市池田町マチ2429-120883-72-1105
地域産業保健センター
三好地域産業保健センター三好郡建設センター3階(三好市池田町マチ2425-1)

阿南の地域

阿南市、那賀町(那賀郡)、牟岐町・美波町・海陽町(海部郡)

届け出先の労働基準監督署
阿南労働基準監督署阿南市領家町本荘ヶ内120-60884-22-0890
地域産業保健センター
阿南地域産業保健センター内町会館2階・阿南地方労働基準協会内(阿南市富岡町内町164)

徳島労働局「管轄地域と所在地一覧」と、徳島産業保健総合支援センター「地域産業保健センターのご案内」の担当地域から。郡の町村は、徳島県「徳島県の市町村一覧」で確かめました。

監督署の名前だけでは、受け持ちを迷いやすい所があります

監督署は、名前の市だけを受け持っているわけではありません。吉野川市と小松島市、勝浦町・上勝町は徳島、阿波市は鳴門、美馬市とつるぎ町は三好の受け持ちです。

窓口の時間と電子申請

労働基準監督署の窓口は、平日の8時30分から17時15分までです(土日・祝日、12月29日〜1月3日は休み)。産業医選任報告は、電子申請なら窓口に行かずに出せます。

県西部・県南部の事業場と、いくつも事業場がある会社

  • 三好・阿南の地域の事業場:三好市・美馬市などの山あいの地域や、那賀町・海部郡の事業場は、産業医が来るまでに時間がかかることがあります。決まった回数来てもらえるかを、移動の方法も含めて、契約の前に話し合っておきましょう。
  • 地域をまたいで事業場があるとき:50人以上の事業場ごとに産業医を選び、それぞれの地域の監督署に届け出ます。届け出先が2つになる会社は、50人未満の事業場が使う地域産業保健センターも、地域ごとに別々になります。

健診機関や医療機関、産業医の事務所などに紹介や契約を相談するときは、事業場のある地域と、来てほしい回数を先に伝えると、話が早く進みます。候補をくらべるポイントや、契約の前の面談で聞くことは、次の記事にまとめています。

詳しくは『産業医の選び方:嘱託産業医を選ぶ前に整理すること、比べる7つのポイントと面談で聞くこと』

05徳島で無料で使える相談先

徳島産業保健総合支援センター

職場の健康について、会社の担当者や産業医、衛生管理者などからの相談を受ける国の窓口です(労働者健康安全機構が運営)。徳島のセンターは、徳島市幸町の徳島県医師会館の中にあり、サービスは原則として無料です。産業医を選んだあとも、困ったときに相談できる先として覚えておくと安心です。

徳島産業保健総合支援センター

相談の秘密は守られます。

専門の相談日
産業医学、労働衛生工学、メンタルヘルス、カウンセリング、保健指導の専門の相談員が、分野ごとに決まった日に相談に応じます。労働衛生の法令の相談は、開いている日は毎日受けています。日程は変わることがあるので、センターのホームページの相談日カレンダーで確かめ、事前に申し込みます。来所のほか、電話・FAX・メールでも答えてもらえます
訪問しての支援
社会保険労務士などの「メンタルヘルス対策・両立支援促進員」が事業場を訪ね、心の健康づくり計画やストレスチェックの導入、治療と仕事の両立支援の制度づくりを手伝います。管理監督者や若い社員への教育もあります(講師の派遣は原則、1事業場1回)
衛生管理者の集まり
県内の衛生管理者(第一種・第二種の免許がある人)が無料で入れる「とくしま衛生管理者の集い」があり、講習会や、事業場・健診機関の見学、情報の交換をしています
研修
産業医、保健師、衛生管理者などに向けた研修のほか、事業主や人事労務の担当者向けのセミナーもあります
所在地
徳島市幸町3-61 徳島県医師会館3階(JR徳島駅から歩いて15分ほど)
電話
088-656-0330(FAX 088-656-0550)
受付
8時30分〜17時15分(土日・祝日、年末年始は休み)

50人未満の事業場:地域産業保健センターと保健師の出張相談

産業医を選ぶ義務のない50人未満の事業場は、地域産業保健センターで、健康診断で所見があった人についての医師の意見、脳・心臓の病気のリスクが高い人やメンタルヘルス不調の人の相談、長時間労働者や高ストレスの人への医師の面接指導、職場を訪ねての助言や健康の講話を、無料で受けられます。4つのセンターの場所は、上の地域のカードのとおりです。

申し込みは予約制です。4つのセンターとも、申込書は徳島産業保健総合支援センターのFAX(088-656-0550)かメールフォームで受け付けています(申込書で、徳島・鳴門・三好・阿南のどれかを選びます)。

使える回数と、対象にならない会社

使えるのは、1つの事業場につき年度に2回まで、働く人1人につき年度に2回まで(同じ相談は1回だけ)です。中小企業の小さな事業場が優先され、会社全体の産業保健をまとめる産業医(総括産業医)がいる会社の小さな事業場は、対象になりません。また、地域産業保健センターではストレスチェックそのものは行わず、センターに登録している産業医がストレスチェックの実施者になることもできません。

このほか、センターの保健師が事業場を訪ね、健康診断の結果をもとにした個別の健康相談(1人20分ほど)や、熱中症の予防・生活習慣病の予防などの健康講話をするサービスも、無料で使えます。50人未満の会社がしなければならないことは、次の記事でくわしく説明しています。

詳しくは『50人未満の会社の健康管理とは? 産業医がいなくても会社がすることと、無料の地域産業保健センターの使い方』

病気の治療と仕事の両立:県内6病院の相談窓口

がん、脳卒中、心臓の病気、糖尿病、肝炎、難病など、治療を続けながら働く社員のことは、センターの電話・メール・面談での相談のほか、県内6つの病院に開かれている相談窓口でも相談できます。会社の担当者だけでなく、社員本人や家族も使えます。病院の窓口は面談だけの予約制で、申し込みはセンター(平日9時〜17時)に電話・FAX・メールフォームで行います。

地域相談窓口のある病院
徳島の地域徳島大学病院、徳島県立中央病院、徳島市民病院(いずれも徳島市)、徳島赤十字病院(小松島市)
三好の地域徳島県立三好病院(三好市)
阿南の地域阿南医療センター(阿南市)

徳島産業保健総合支援センター「治療と仕事の両立支援について」から。鳴門の地域の病院には窓口がないので、センターでの相談(電話・メール・面談)が使えます。センターの促進員が事業場を訪ね、両立支援プランや職場復帰支援プランづくりの助言をする支援もあります(本人と会社の同意が必要)。

06徳島の会社が、産業医を選ぶ前に確かめること

ここまでの徳島の情報を、選ぶ前のチェックリストにまとめます。

徳島の会社のチェックリスト

  1. 1

    事業場ごとに、県内4つの地域のどれに入るかを確かめた届け出先の監督署と、地域産業保健センターが同時にわかります。吉野川市は徳島、阿波市は鳴門、美馬市は三好の地域です。

  2. 2

    自社の健康診断の結果を、徳島県(63.0%)と全国(59.7%)の有所見率とくらべた運転の仕事が多い会社は、県内の運輸交通業の77.5%もめやすになります。

  3. 3

    徳島労働基準監督署の自主点検表で、健康診断のあとの対応を点検した「いいえ」がついた項目を、産業医に相談したいことの一覧にします。

  4. 4

    自社で多いけがと、夏の熱中症のリスクを書き出した転倒・腰痛・熱中症など、職場巡視で見てほしい場所を産業医に伝えられるようにします。

  5. 5

    三好・阿南の地域の事業場にも、決まった回数来てもらえるかを確かめた移動の方法と時間も含めて、契約の前に話し合います。

  6. 6

    産業医選任報告を、電子申請で出す準備をした50人以上になった日から14日以内に選び、選んだら遅れずに報告します。

産業医を選んだあと、最初の1か月にすることと、1年目の進め方は、次の記事にまとめています。

詳しくは『はじめて産業医を選任したら? 最初の1か月に会社がすることと、1年目の流れ(月ごとの例)』

有所見率の高い徳島では、健康診断のあとの対応と、転倒・腰痛・熱中症の予防を、同じ産業医に続けて見てもらえると進めやすくなります。

津山産業医事務所なら

  • 1

    徳島県は訪問エリアです

    徳島県は、当社が訪問している中国・四国・近畿の14府県に入っています。代表の産業医が自ら職場に伺い、職場巡視や衛生委員会に出席します。

  • 2

    就業判定・面談・衛生講話

    健康診断の結果をもとにした就業判定、長時間労働者や高ストレスの人の面談、社員向けの衛生講話に対応します。面談はオンラインでもできます。

  • 3

    50人未満の事業場のご相談も

    まだ50人未満の事業場のご相談もお受けしています。50人を超えたときは、そのまま産業医の契約に切り替えられます。

おわりに

このコラムのまとめ

  • 徳島県の定期健康診断で所見のあった人は、令和7年に63.0%。平成25年から13年続けて全国より高く、11項目すべてで全国を上回り、運輸交通業では77.5%です。
  • 令和7年の県内の労働災害は860人。いちばん多いのは転倒(221人)で、その4分の3が50歳以上の人です。熱中症の労災も104人ありました。
  • 届け出先の労働基準監督署は、徳島・鳴門・三好・阿南の4つ。地域産業保健センターも、同じ4つの地域に分かれています。
  • 徳島産業保健総合支援センターの相談は原則無料で、分野ごとに専門の相談日があります。両立支援は、県内6病院の窓口でも相談できます。
  • 50人未満の事業場は、地域産業保健センター(1事業場につき年度に2回まで)と、保健師の出張相談を無料で使えます。

県の数字で自社の弱いところに見当をつけ、地域の窓口を押さえておけば、産業医と最初に話すことがはっきりします。人数が50人に近づいたら、早めに動き始めましょう。

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出典

このコラムは、2026年10月時点の内容で書いています。